the FACTORY CLIMBING GYM

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お知らせ

ファーストエイド講習を受けてきました

先日都内で行われた、JCGA 日本クライミングジム連盟主催のクライミングジムスタッフ向け応急処置&ファーストエイド講習を受講してきました。

 

日常でも起こりうる状況での対応方法からよりクライミングに関係の深いものまで多岐に渡る内容を、実技実演を交えて学んできました。

 

 

(1)心肺蘇生などの心停止への対応

 

胸部圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸、AEDの使用方法など、救急車が到着するまでの対応)を人形をつかった実技を交えて学びました。

 

ファクトリーでも以前ファーストエイド講習を開催しましたが、心臓マッサージの圧迫位置や押す強さやスピードにはコツがあり、実際に手を動かして経験することでより良い備えになると感じました。

 

 

(2)骨折や捻挫など、心停止以外の症状への対応、RISE処置についての注意事項

 

心停止以外の症状への応急手当(ファーストエイド)として、頭部外傷、大量出血、骨折、脱臼、打撲への対応方法についての講義と、RISE処置の注意事項について説明がありました。

 

※RISE処置(Rest レスト=安静/Ice アイス=冷却/Compression コンプレッション=圧迫/Elevation エレベーション=挙上)

 

痛みを抑えるためのアイシングで、保冷剤や冷凍庫から取り出したばかりの氷は凍傷になる恐れがあるので避け、溶け始めた氷を使用するのが良いそうです。氷は液体になるときに熱を奪う効果があるそうです。

 

ファクトリーの冷凍庫は元々小さなものでしたが、この後、氷を沢山作れる冷凍庫付きの冷蔵庫を導入。

 

 

(3)外傷時の患部の固定に関する実技、実演

 

フリーバンデージを使用して、参加者全員で2人1組になり、実技を通して足首を固定する方法を学びました。

 

 

講習全体を通して印象深かったのは、マニュアル通りの処置方法だけでなく、実際の現場での心理状況下においての対応方法についても指導いただけたことでした。

 

講習で色々と教わって学ぶのはとても大切なことですが、もし実際に目の前にケガをしてしまった人がいたら、、、倒れて心停止になってしまった人がいたら、、、常に冷静でいられるとは限りません。

 

そんな時のために「固定方法がわからなくなったら患部をグルグル巻きにするだけでもいいです」といったように、最低限コレだけは!という対応方法も教えていただけたのが有り難かったです。

 

ファクトリーでは、AEDを設置し、スタッフ全員で応急処置・ファーストエイドの知識を身につけ、ジム内での事故はもちろん、近隣で何かあった際に協力できるよう備えておきたいと思っています。

 

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