今回のテーマは、「親指の重要性と指をそろえる」です。
私たちは親指があることによって様々なホールドが持てたり動きを生み出すことができています。タテ方向のホールドを持つときには親指をまわしたり、浅いホールドにはカチ持ちしたりなど、私たちはどうにかして親指を使おうとしています。そして、指はなるべくそろえて(くっつけて)状態でホールディングしている方が力が入ります。例えていうと、じゃんけんのグーとパーです。グーの方が力を込めやすいですよね。
クライミングをしているとき無意識のうちでも実は私たちは親指を使っているので、今回は基本的に親指を使わないでいろんな課題を登ってみてもらい、親指の重要性を体験してもらいました。
また、親指以外の4本の指はなるべくくっつける、密集させている方が力が入りやすいのでそのことも同時に知ってもらい登ってもらいました。クライミングシューズも足が窮屈なくらい密集していますよね、それと同じです。
最後は先週同様に骨盤の前傾と股関節のストレッチをしました。まだ2週間目ですが、効果を感じている方もいて嬉しかったです。もちろんどの回からでも参加できるのでお待ちしています。