皆さんこんにちは!
先日、静岡県の城ヶ崎ボルダーへ行ってきました。冬でも温暖で、都心のクライマーにとって貴重な外岩エリアですが、休日は一つの岩に10人ほど集まることもあります。そんな場面では、お互いにマナーを守りながら快適に登りたいものです。
岩場でのマナーには、「ゴミを持ち帰る」「ティックマークを消す」など共通認識とされるものが多くあります。では、「1トライで交代」のルールについてはどうでしょうか?
1トライ交代ルールの問題点
このルールは順番を公平に回すために有効ですが、岩場では必ずしも最適とは限りません。
岩のホールドはジムよりも不規則で繊細なため、何度も探って確認する時間が必要です。また、トライごとに心構えも異なります。ムーブを分解しながら試したいときや、集中して自分のタイミングでスタートしたいときもあるでしょう。しかし、「1トライ交代」では以下のような問題が生じます。
僕は誰かに言われたことはありませんが「そうしなきゃ」という気持ちはあります。このようプレッシャーの中では、課題への理解が浅くなり、登る楽しさも半減してしまうのではないでしょうか。
1トライ1分ルールの提案
そこで、「1トライ1分」のルールを提案します。順番が回ってきたら1分間の間で自由にトライできるというものです。このルールによって、
「1トライ1分」の具体的な活用シチュエーション
では、この1分間をどう使うのか。具体的なシチュエーションをいくつか挙げてみます。
このように、1分間を上手く使うことで、ただ順番を待つのではなく、より充実したトライができるのではないでしょうか。
皆さんの意見を聞かせてください
無論いつでも通用できるものとは思いません。そして、クライミングスタイルは人それぞれです。『1トライ交代』がしっくりくる場面もあれば、『1トライ1分』がより効果的なこともあるかもしれません。岩場でのマナーやルールは、みんなが快適に登れるように考えていくもの。皆さんはどう思いますか? ぜひ意見を聞かせてください。
それでは、また次回の日記でお会いしましょう!