外は蒸し暑く、室内は人間の熱気でムンムンしている。
こんな過酷な環境で如何に持ち辛いホールドを持ち、難しい課題を爛々とした目で見つめ、挑む。
ある種の狂気とも言える行為を続けるクライマー達。
このジムに言えることは狂気の度数が高めと言うこと。この環境で登ると痛みも嬉しさに変わってくるらしい。
めちゃくちゃ怖い。
とんでもない所にきた。ってなる。
だけど、これが当たり前になった時、物怖じしなくなる。課題に対してもメンタル的にも。
行き詰まった、頭打ちだ。
そんな時に来て打ちのめされて分かる。クライミングってこうだったなと。
つまる所、来たら強くなるかもよと言うジムなのです。
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