今回のテーマは、「気合の入れどころ」です。課題には必ず落としどころ、核心が存在しています。そのポイントが分かると、そこまで行くのに力を温存したり、その課題を最小限のエネルギーで登ることができます。そうなれば、コンペに出る人はアテンプト、トライする数が少なく登れれば結果が高くなります。ジムで登っている人もたくさんの課題に取り組むことができるでしょう。
最初のセッション課題は勢いよく出ないといけないが、抜ける向きにある左手を残しておかないといけない課題です。登る前からこのことが分かっていると、いざその局面に来たときにしっかりと構えて登ることができます。
他の課題では、スローパーに手を近づけたり、ランジの課題を用意して登る前に解説をしてどのように登ればいいか考えるようにしてもらいました。ただ、僕の課題のくせがあったため予期せぬところも核心となってしまいましたが、乗り越えてくれる人もいてくれて素晴らしかったです。
最後のトレーニングは、ペアで腹筋の筋トレをしました。課題も少し難しいなかでしたが、みんな楽しく真剣に取り組んでくれました。
次回のテーマは、「使ってない、足と手」です。
りょう