ファクトリーでは年に一度、壁に付いているホールドを全て外し、全く新しいコースに作り替えます。
今年は6月下旬にホールド替えが行われたばかりで、ジムはフレッシュな課題で溢れています。
今回は初心者の方向けに、リニューアルされたファクトリーの壁たちをご紹介したいと思います。
1. 90°垂壁、110°緩傾斜
入り口を入って左側に見えるのが、90°、110°の壁です。初めてクライミングをされる方はこの壁を登ることが多いかもしれません。傾斜がきつくなく、脚で体重の多くを支えることができます。初〜中級者向けの課題が多く取り付けられていて、クライミングの基本的な技術を身につけるのにもってこいの壁です。
2. スラブ
入り口のすぐ右手にはスラブ壁があります。スラブは90°よりも傾斜が緩い、奥側に傾いた壁です。こちらも脚で多くの体重を支えることができるため、初心者の方に人気です。しかし、傾斜が緩いからといって簡単な課題ばかりではありません。ホールドの形や大きさ、配置によっては、バランスの求められる難しい課題が出来上がります。パズルを解くような、考えるクライミングを求められる奥深い壁です。
3. 120°傾斜
ファクトリーの1番人気の壁はこちらの120°傾斜壁です。初、中、上級者入り乱れて「ガンバ!」の声が響きます。傾斜が強くなることで、より上半身の力が求められます。緩傾斜に慣れてきて、さらに強くなりたいクライマーはここで打ち込みましょう!
4. ルーフ、強傾斜
もはや逆さま。。。ジムスペースの奥に構えるのは修行者集うルーフ壁です。ロッククライミングといえばこの壁をイメージする方は多いのではないでしょうか。たしかに力を使う課題が多いですが、掴みやすいホールドを用いた初〜中級者向けの課題もあります。これぞクライミングだ、というものを体感してみてはいかがでしょうか。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。ファクトリーには色々な傾斜の壁がありますが、どの壁にも様々なレベルのクライマーが楽しめる課題がついています。リニューアルされたファクトリーの課題を、脚、腕、頭、全身で味わってみて下さい。
STAFF 髙野